『あの人のコト… つひ、想い出しちゃぅケド… 新しぃ恋をしなきゃね…』

 
 
あの人のことなど…
もぅ忘れたぃよ…
 
だって…
どんなに…想ぃを寄せても…
 
遠く…叶わぬ… 恋なら……
 
 
 
気がつぃた時には
もぅ愛してぃた……
 
もっと早く…
「さよなら...」 言ぇたなら…
 
 
こんなに、辛くは無かったのに…
 
 
 
せめて、一度だけでも…
その…愛しぃ腕の中で…
 
 
「このまま… 傍に居て…
 夜が明けるまで…」と
 
泣けたなら...
 
 
 
肩寄せ歩く恋人達…
すれ違う 帰り道…
 
寂しさ風のよぅに…
いやされぬ心を… もて遊ぶ…
 
 
あの人の微笑…
 
やさしさだけ…だと、
知っていたのに…
 
それだけで
いぃはずなのに…
 
 
愛を求めた 片想ぃ…